ラスベガス旅行記 (観光編 Part2) | グランドサークル前編:ホースシューベンド・アンテロープキャニオン

ロウアーアンテロープキャニオン

どうもこんにちは。B-papaです。
@travelaslife1/Bpapatravel

前回のラスベガス観光編Part1からの続きで、グランドキャニオンへ向かうところからスタートします。グランドキャニオンへはレンタカーを借りて自分で行くか否か迷ったのですが、子連れということもあって、今回はモニュメントバレー・グランドキャニオン・アンテロープキャニオンの1泊2日ツアーに申し込みましたので、その様子をお伝えいたします。

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06/09/2018

(1) レイクパウエル

この日はツアー会社より朝の4時15分に集合するように言われていましたので、午前3時過ぎに起床して身支度を済ませてから、向かいのトレジャーアイランドホテルまで行きます。結局送迎の車が到着したのは4時半過ぎでしたが、ここから1泊2日のツアーが開始します。Bちゃん(息子)はB-mamaの抱っこ紐の中ですやすやと眠っています。

さてバスは4時半にホテルを出発しましたが、最初の目的地のレイクパウエルがあるアリゾナ州ペイジまではトイレ休憩も含めて約7時間かかります。さすがに朝が早かったこともあり、移動中は基本的にはずっと寝ていましたので、そこまで移動の辛さはありませんでした。

そして最初に訪れたのがパウエル湖。見渡しが良くてすごく気持ちの良い場所でした。

レイクパウエル

ユタ州とアリゾナ州に跨っているコロラド川の途中にある貯水池で、アメリカでは第2位の人口貯水池となっており、毎年200万人以上が訪れる観光スポットになっています。

(2) 【絶景】ホースシューベンドへトレイル散策

レイクパウエルを早々に後にしてホースシューベンドへ向かいます。レイクパウエルから車で10分程度の所に駐車場があり、そこからトレイル散策をしてホースシューベンドへ向かいます。道のりは下の写真のような感じでして、途中からはさらさらの砂の道となっている片道1200mのルートをトレイル散策します。熱い炎天下の中で子供を背負って歩くのは大変ですが、頑張って歩きます。
砂の上を歩くのは結構大変ですのでしっかりとしたスニーカーを履いて、水分補給をこまめにして熱中症にならないように注意しましょう

ホースシューベンド

ちなみに右端に写っているのがB-papaたちのガイドをしてくださった三上さん。B-papaたちは時間にルーズなところがあり、三上さんには何度もハラハラさせてしまいました。でもとても素敵な方で、ツアー中は旅行の話から三上さんの過去の話まで色々な話をさせて頂きました。ありがとうございました。

そしてやっとホースシューベンドに到着!崖の上からの眺めは圧巻です!大変な思いをして歩いてくる以上の価値は十分にあります!

ホースシューベンド

ホースシュー(Horseshoe)とは「馬の靴(蹄鉄)」を意味しますが、ここはコロラド川が蛇行して何億年もかけて岩を侵食した結果、蹄鉄の形になったことが名前の由来となっているそうです。ちなみにホースシューベンドはアメリカの7大パワースポットにもなっている場所で、自然の雄大さ、大地の息吹を身をもって感じました。

ホースシューベンド

なお、上の写真の通り、崖の上には安全柵やフェンスは全くありませんので、写真を撮るときには落下しないよう十分に気を付けて下さい。実際に2010年にギリシャの観光客が転落死する事故が起こったそうです。

(3) 【秘境】ロウワーアンテロープキャニオン

続いてロウワーアンテロープキャニオンへ向かいます。ホースシューベンドのすぐ近くにあり、こちらも車で10分程度の所にあります。

ロウアーアンテロープキャニオン

アンテロープキャニオンはアリゾナ州ペイジ近郊にあり、長い年月をかけて雨水と風による浸食によって形成された周囲を砂岩に囲まれた渓谷です。アメリカで最大のネイティブアメリカンの自治区であるナバホ・ネイション(ナバホインディアン居留区)内にあるため、居留区への入場許可証が必要となることに加えて、ナバホ族のガイドの同行なしには自由に立ち入ることの出来ないエリアとなっています。B-papaたちはツアーに申し込んでいましたので特に何の手続きもしていませんが、個人旅行を計画されている方は、現地のガイドに直接予約をすることで観光することができます。

またアンテロープキャニオンはアッパーアンテロープキャニオンとロウワーアンテロープキャニオンの2つの岩層から成り立っています。最も有名な撮影スポットはいわゆるビームと呼ばれる岩の隙間から太陽光が降り注ぐ神秘的な写真が撮れるアッパーアンテロープキャニオンになります。一方、B-papaたちが行ったロウワーアンテロープキャニオンは階段でより峡谷の地下深くへ潜っていくことになるのですが、アッパーキャニオンと比べてより砂岩が複雑に入り組んでおり、太陽光の反射によってまるで岩肌が波打っているかのような曲線美を写真に収めることができます

  ロウアーアンテロープキャニオン ロウアーアンテロープキャニオン

アンテロープの中ではただただ自然の偉大さに圧倒されるばかりでした。自然にこんなに美しい洞窟ができるなんて信じられません。

ロウワーアンテロープキャニオン

もうこの写真とかは岩肌が複雑すぎて今見返すとどうなっているかよくわからないですね。笑

ロウアーアンテロープキャニオン

ちなみに近年は中国系の旅行客の間でアンテロープキャニオンが爆発的に人気となっていて、かつてはそこまで混雑していなかったロウワーアンテロープキャニオンも激込みとなっています。また中国系の観光客とナバホインディアンのガイドとの間でトラブルがあり、その観光客が自撮り棒でガイドを殴打するという事件が発生して以降は、自撮り棒の持ち込みも禁止されてしまいました。B-papaたちが行った2018年5月時点では、リュックサック・自撮り棒の持ち込みだけでなく、動画撮影もしてはいけないと説明を受けました。

次の写真は冒険気分でどんどん勝手に前に進んでいくBちゃん(息子)。子供も大人と同じようにワクワクするんですね。

ロウワーアンテロープキャニオン

B-papaたちをガイドしてくれたナバホインディアンのガイドの方は何と日本に留学経験があるそうで、多少の日本語は話せていたのでとても驚きました。とてもナイスガイでBちゃんのこともあやしてくれて、ナバホインディアンの人たちの心の温かさにも触れたような気がしました。

ガイドの彼はトリック写真を撮るのが得意のようで、スポットを通るたびにカメラを貸せと言って、色々なトリック写真を撮影してくれました。この写真は空がタツノオトシゴのような形になっていますよね。

 ロウアーアンテロープキャニオン

そして最後はまた急な階段を上り、地球の裂け目のような所から地上に出てアンテロープキャニオンツアーは終了になります。あっという間の1時間で、もっと洞窟の中に残って写真を撮り続けたかったくらいです。また来たいなとも思いましたし、今回行けなかったアッパーアンテロープキャニオンにも是非行ってみたいと思うほど、すごく満足のツアーでした。

以上、本日はラスベガス観光編Part2として、レイクパウエル・ホースシューベンド・アンテロープキャニオンへの旅程をご紹介いたしました。次回の観光編Part3ではモニュメントバレーへ行ってきましたので、そちらの様子をお届けしたいと思います。それでは。

モニュメントバレー

ラスベガス旅行記 (観光編 Part3) | グランドサークル中編:モニュメントバレー

06/13/2018
ロウアーアンテロープキャニオン

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